子供の頃は、選挙なんかあろうがなかろうが別に興味もねぇし、自分で投票できるわけでもないから面白くもないし、どっちかっつ~といつも楽しみにしている番組が全部選挙特番になっちゃうもんで(しかも選挙って子供にとって面白番組目白押しの日曜日にやりやがるもんで)イヤでイヤでしょうがなかったもんです。しかしいつのまにやら、最近じゃ結構愉快に選挙特番を見れるようになってるんだよなぁ~…。これを読んで「うわ、おっさんだ」って思った人も多いでしょう、まあおっさんだからねぇ。中学、高校の頃、妙に背伸びして政治を語りたがるヤツとかいたじゃないですか。対して100%バカ丸出しのヤング期を送っていた俺は、そういうヤツらの知ったかぶり政治論を聞くたびに「なにを利口ぶってんだヨ!」と思って軽くむかついてたんですけど、現在の自分がそういう感じの臭いを放ってるんじゃなかろうかという危機感はありつつ、あえて…。
まあね、選挙特番見てるって言っても、ピーターパン・シンドローマーな俺は未だに政治にゃあ全然興味がなく、全くもって詳しくもないです。かろうじて総理大臣の名前が言えるくらいで、なんか他の大臣とか全然わかんねぇもんな。という訳で、選挙権を随分前に頂いた今となっても、めんどくせ~から選挙なんかにゃあ行っておりません。こういう話すると「選挙に行かないなんて、権利を放棄してるよ」とか熱く説教をはじめる人も多いんですが、…いいんだよ別に、社会からドロップアウトしてるんだから。
そんなに政治に興味ない俺がなぜ選挙特番を愉快に見ることが出来るようになったのか。まあ、普段日曜日に楽しみにしている番組がなくなったっていうこともあるんだけど、「逆に」面白くなったっていう感じなんですよね。…だってさ~、いい歳こいた偉そうにしてるおっさんたちが、あんだけ必死になって何かをやってる姿ってなかなか見ること出来ないでしょ。選挙運動風景とか、当確出たときのはしゃいじゃって感じとか、落選確定した時のションボリした事務所の光景とか、かなりイイもん見せて頂きました。
基本的に政治家なんか、童貞の反語であるところの「ガハハ」である場合が多いわけじゃないですか(小泉周りの人々はちょっと童貞っぽいけど)。普段は俺的には全く心を通じ合えそうもない、そんな毎日ステーキ食ってそうなガハハ・ロード一直線の脂テッカテカ政治家の皆さんも、選挙となると一応童貞・処女気質の一般庶民の人々にもすり寄っておかなきゃならないって事で、中途半端に童貞風選挙運動を繰り広げちゃったりしてて、それがまたなんとも趣深い感じになってんですよ。「選挙期間中はおにぎり食ってがんばってマース!」とか、「市民との交流のために市民マラソンに参加しちゃうぞ!」とか、これ見よがしに自転車で選挙区を走り回って庶民派イメージをアッピールとか……ホントどうでもイイでしょ!? 大体カメラがパンするとその自転車の後ろから選挙カーがついてきてるんだもん、……乗ればいいじゃん!
そもそも、皆さんはどの程度政策とか公約とかを真に受けて投票してるんですかね? ウチのばあちゃんとか、別に政治的なことは全く関係なしに「よく公民館にやってきて遊んでくれるから」とか「男前だから」という理由で毎回地元の候補者に投票してましたからね。田舎のばあちゃんなんか毎日ヒマでヒマでしょうがないんだから、そういう例もかなり多いのではなかろうかと思われます。今回、投票率60%とからしいですけど、その内何%くらいが、そういうど~でもイイ理由によって投じられているのか知りたいところですな。かくいう俺も、今回はウチの選挙区に神様がいたから思わず投票しそうになったんですが…。
投稿者 北村ヂン :
2003年11月10日 11:23 | トラックバック
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