つづき。
そんな感じで買い物に奔走する、完全お上りさん状態の同級生を尻目に、ず~~っとバスガイドさんらしき女の人(20代前半くらい)の後にくっついて行ってる男子がいたんですよ。見た目ちょいデブで天パー。なんか「生徒たちの自由時間の間しか休める時はないのに……」っていう感じで、ちょいと困ったような顔をしてるガイドさんを気にすることもなく、面白豆知識等(トリビアの泉辺りで仕入れたネタって感じでしたが)を披露して一生懸命話しかけてる様子から察するに、運動も勉強もダメ、顔もブサイクという、ヘレン・ケラーばりの三重苦を抱えてるにも関わらず、本人は全く自分の置かれた境遇に気づいておらず、必要以上の自意識過剰っぷりで、周りの友達からちょっとウザがられてる、っていうタイプの少年ですな。おそらくクラスメートに普段からウザがられてるが故に、修学旅行でも一緒に行動する友達がいなくて、ガイドさんに救いを求めるしかないってなとこなんでしょうが、まあそれ以上にその小デブくんからガイドさんへの熱いラヴを感じましたね。
イヤー、でも確かにガイドさんはイ~よね。お母さんや近所のおばさん、学校の女教師ともまたひと味違ったバスガイドさんの放つ年上の女性の魅力。こりゃ~童貞男子中学生がコロッといかれちゃってもしょうがないよな。まあ、そんな感じで「なんとか上手いことこの小デブをまけないかな」っていう風なビミョーな足取りで歩いているガイドさんと、それを逃すまいとピッタリ後ろをつけているホカホカ小デブくんだったんですが、その二人のさらに後ろから、絶妙な車間距離を開けながらついて行ってる、これまたグループからあぶれちゃった感じのヒョロ長ニキビメガネくんがいたんですよね。こいつが本当にイライラするくらいの内向型童貞でさ~。もう全身から「ガイドさんとお話したいオーラ」をビンビンに放ってるんだけど、二人の間に割って入る勇気はなくって……とにかく気づかれないくらいの距離をおいて後からついていくしかなく、しかも二人が立ち止まっても、一定の距離をおいてメガネくんも立ち止まっちゃって、それじゃ~一生近づけないジャンよ~~~って感じなんですよ。きっと「あの小デブがいなくなったら、そこにスッと入っていって……」と思ってるんだろうけど、もちろんおデブちゃんがガイドさん包囲網を解除するはずもなく、結局メガネくんは一言も口きけないんだろうなぁ~。……まあ、オレもどっちかっつ~とこいつみたいなタイプの童貞中学生だったけどね。
とにかく、めんどくさい生徒につきまとわれて死ぬほどイヤなんだけど、一応お客さんだからむげに扱えないし……という微妙な表情のガイドさんと、そんな負のオーラには気づく由もないホッカホカおデブちゃん、そしてその二人をウラヤマシソーに見つめるメガネくん……イヤー、趣ある光景でしたな。いいもん見させて頂きました。
投稿者 北村ヂン :
2003年04月24日 00:48 | トラックバック
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