漫画好き、ロック好き(…とはいえ、最近はとんと音楽に興味なくなってるけど)のボクとしては、やっぱり気になるロック漫画。漫画家の中にもロック好きな人は非常に多いので、ロックをテーマとした漫画は沢山描かれている。
そんなロック漫画の元祖とされているのが「ファイヤー!」。内容的には「少年院で出会ったファイヤー・ウルフと共にロックバンド・ファイヤーを結成して…」という、さすがに今読むとかなりどうかという内容なのだが、1969年という、まだ漫画と言えば地味な文化系童貞男子がシコシコ描いているというイメージの色濃かった時代に、ロックという最先端の音楽ジャンルを(ビートルズが初来日したのが69年ですからね)取り入れた功績はデカい。
作者・水野英子は、元もとかの有名なトキワ荘の住人で、石ノ森章太郎や赤塚不二夫と合作をしていた時期もあったのだが、彼女がトキワ荘に入居した時、ズボンを履く女性自体少なかった時代に、おかっぱメガネにジーパンという格好で現れた水野英子を見て、童貞臭プンプンのトキワ荘の住人たちは相当ビックリしたというから、昔から先進的な人だったんでしょうな。…余談ながら、赤塚不二夫は水野英子に何度か夜ばいをかけようとして失敗してる。
その後、ご存じの通り山ほど有象無象のロック漫画が誕生しているわけだが、…どーにもこーにも、成功しているロック漫画ってあんま多くないような気がする。ロックとかバンドって、派手なテーマではあるんで、一見漫画にしやすそうではあるものの、やはり漫画からは音が出ないっていう致命的な弱点があるわけで、その辺をどうにかしようと、音符をバンバン飛ばしたり、歌詞が曼陀羅のようにコマ中に渦巻いたり、「ギュワアアアン、キュイィィィーーン」なんちゅう描き文字を駆使して聞こえない音楽を表現しようとがんばってはいるものの…一応演奏しているという事はわかるものの、どれがいい演奏で、どれが悪い演奏なんて伝わるハズもない。苦肉の策として「いい演奏=速弾きできる」みたいな所に落ち着いちゃって、「なにぃぃぃッ! ライトハンド奏法!? それじゃこっちはエイトフィンガータッピングだッ! くらえーッ!」なんていう、ロックとは名ばかりの、ただのバトル漫画になっちゃってる例も少なくない。
漫画家の方も、ロック漫画を描こうと思うくらいだから、さすがにロックは好きなんだろうけど、あんまりバンドの世界っちゅうものには詳しくないんじゃいかな、っていう漫画も多い。楽器の形、ギターの弦の本数、ギターとベースの違いすら把握していないような作者が描いているものは論外として、結局のところロック業界と芸能界の区別がついてない作者は多そう。
そういう意味で、今まで読んだ中でまともに面白かったというロック漫画は「to-y」「BECK」「アイデン&ティティ」くらいしか思いつかないなぁ。…忘れてるだけかもしれないけど。オススメあったら教えて下さい。あ「NANA」はバンドの話ではあるけど、あんまりロック漫画じゃないと思ってるので悪しからず。
そんなわけで、ボク的には割とイイ感じな位置にあるロック漫画「BECK」がアニメ化される。アニメになるらしいという情報は聞いていたんだけど、最近公式サイトでスタッフ&声優陣が発表されてビックリした。斉藤さん役・・・掟ポルシェ。…掟さんかいッ! さらに音楽総合プロデュースがBEAT CRUSADERSのヒダカさん。なんともサブカル臭漂うアニメになりそうです。期待。
投稿者 北村ヂン :
2004年08月27日 23:47 | トラックバック
投稿者:
北村ヂン
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おう、そだそだ
つーか、ビートルズなんか知らん
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