頻繁に「モテねーモテねー」言ってたり、どこへ行くのも一人もしくは男集団…なんてライフスタイルを送っていると定期的に持ち上がってくるホモ疑惑。ボクも何度か「ホモなんじゃねーの」という疑惑をかけられたことがある。しかも、実の親からもホモ疑惑をかけられたことがあるのだ。
東京の大学に入学し、独り暮らしを始めて一年くらいが過ぎた頃。東京で一年も暮らしているのに、一度も彼女が出来たという報告をしにこない息子(ボクね)に対しウチの親は、
「ヂンは奥手だからなぁ。まだ女の子に興味がないのかな」
…などという的はずれな分析をしていた。このテの誤解、ありがちなんだよね。…違うっつーの。女の子に興味なんてありまくりだっつーの。でも、その興味がありまくる女の子に相手にされてないだけだっつーの。冷静に自分のガキのツラ見ろや!
…ホント、親ってなんでこんなに自分の子供の事を冷静に見れないんだろうね。「やれば出来る子」「わりといい顔をしているんだから」…こんな事、何度言われたか…。そんなの、あんたらにしか言われたことないよ。
ま、いいや。当時、親の想像とは大きくかけ離れ、女子にモテたくてモテたくて仕方がなかったのに、全然モテる気配もなく、モテナイを死ぬほどこじらせていたボクの部屋は、なぜか夜な夜なモテナイ男たちばっかり集まってくる、童貞たちのちびっ子ハウスみたいな状態になっていていた。
その日も、モテナイ揃いなボクの友達の中でも、一際童貞力の高い友達がウチに泊まりに来ており、そかもズーズーしくもボクのベッドで先に寝てしまったので、ボクは仕方なくコタツで寝ていた。
次の日の朝。朝シャン(←懐かしい)派のボクは、起きて早々、風呂に入っていた。…まさにその時、気まぐれに東京に遊びに来たマイ・ファーザーがボクの部屋を訪れたのだ。親父は合い鍵を持っていたので、呼び鈴も押さずに部屋に入ってきた。そして部屋には布団を被って寝ている友達。それがボクじゃないなんて知らない親父が、多分ドッキリ感覚だったんだろうけど「起きろー」と叫びながら布団をひっぱがすと…。そこには、パンツ一丁で寝ている見知らぬ男。「うわーっ!」…と親父絶叫。そして、なんか部屋の方が騒がしいので半裸で風呂から出てきたボク…。もう完璧ホモの現行犯逮捕的状況だよ。
それ以来、親父の言う「女の子に興味がないのかな」のニュアンスは微妙に変化した。
…あれから八年くらい経ってるけど、親に彼女を紹介する機会なんて全然ない。…だからウチの親は未だにボクがホモなんじゃないかと心配してんじゃないかな。
投稿者 北村ヂン :
2004年08月31日 23:43 | トラックバック
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