2005年08月15日

実写版はだしのゲン

 昨日、アニメ版「はだしのゲン」1、2を一気に観て、どよーん……とした気分満点になってしまったのを引きずり、今日も何にもやる気ナシナシモードだった。

 ……という事で、クーラーカッキンカッキンでゴロゴロしていたのだが、まあなかなかそんなに長いことゴロゴロもしれいられないモンなので、先日録画しておいた日航機墜落事故の20周年特番を観る。……そして、さらに急加速度的にブルーな気持ちに。もうガックリ。

 じゃあ、そんなブルーになりそうなモン観なきゃいいじゃねーか……と思うかもしれないけど、こういう事したい時ってあるでしょ?

 ちょっと落ち込んでる時にヤケクソになって、さらに落ち込んじゃうような事をわざとやるっていう。

 例えば、傘を持ってないのに思いっ切り夕立に降られちゃって、もうパンツの中までグッショグショになってしまったので、「もうヤケクソだ! ……おしっこも漏らしちゃえ!」……みたいな。

 ……ちょっと違うか?

 ガマンにガマンを重ねて堪えていたウンコを、ちょっと油断した隙にニョロリと小指大くらい漏らしちゃったから、「もう全部放出しちゃっても同じだろ!?」……みたいな。

 ……もっと違うな。

 ま、とにかく、完全にダウナーになってる自分に浸りたい時ってあるじゃん!

 というわけで、はだしのゲン鬱に陥ってる所に日航機墜落事件鬱を積み重ねてしまい、

 「もーこうなったらヤケクソじゃ! 今日はとことんネガティブ&ブルーな気持ちになってやるッ!」

 とばかりに、もう一発背中をズドーンと押して完璧な欝気分に浸るべくTSUTAYAへ。そして実写版「はだしのゲン」をレンタル! アニメ版ですらあれだけトラウマを刻み込んじゃうんだから、実写版なんて観た日にゃあ、もう完全にブルー! ディープ・ブルー必至でしょ!

 ……と思って実写版「はだしのゲン」を観たら……もう爆笑!

 あ、そうだ、忘れてた。アニメ版はあんだけのトラウマ映画なのに、実写版「はだしのゲン」(1〜3まである)は爆笑バカ映画なんだった。

 さすがに、扱ってるテーマがテーマだけに「爆笑バカ映画」と言い切っちゃっていいもんかビミョーな所だけど、みんなも多分実際に観たら「あ、バカだ」と言っちゃうと思うよ。

 低予算映画の悲しさ故、原爆被害の迫力を全く再現出来ていない……というか中途半端な被爆メイクがどうしてもドリフの爆発オチに見えてしまう。

 なにをトチ狂ったか、ゲンがいきなり高らかに歌い、踊り狂うナゾのダンスシーンが入ってきたりする。

 タモリ、赤塚不二夫、にしきのあきら……といった、シリアスなテーマに全く合わないタイプの人たちがゲスト出演しているために、どうしてもそのシーンでは笑ってしまう。

 「1」での父親役は三國連太郎だったのに、「2」以降では出演交渉に失敗したのか、死んだ父ちゃんを涙ながらに回想する、というシーンでいきなり見たこともない別の役者が「ゲン、麦になれ!」とか言っている。観ている側的に全く知らない人の回想を見せられても何がなんだか……。

 ……等々。うーん、がんばってはいるんだろうけど、やっぱバカだわ。これじゃあ原爆の恐怖とか全く伝わらないわ。
posted by 北村ヂン at 01:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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