童貞インタビュー

 世の中に童貞はたくさんいます。もちろん男は全て生まれた時には童貞なわけなんですが、まあ幼児や小学生とかが童貞かっつーと、もちろん童貞は童貞なんだけどそれはちょっと意味合いが違うでしょ。やっぱり童貞っていうのは「SEXしたいけどできない、彼女欲しいけどイナイ」といった様々な陰々滅々とした思いがグッツグツに煮詰まってこその物ですよね。
 一言に「童貞」と言っても、その中でいくつかのジャンルにわかれています。あまりのモテなさに「俺なんかどうせ一生童貞なんだ」と卑屈になる童貞。自前の荒唐無稽な恋愛論を駆使しなんとかSEXまでこぎつけようとするガツガツした童貞。そして今回紹介するのが「SEXしたことある」と言い張る童貞です。
 このタイプの童貞、童貞の中でも結構やっかいな部類に入る童貞なんですよ。今回インタビューしたKくんは「SEXやりまくり」と豪語する、うだつの上がらない28才の学生。童貞鑑定団の俺か言わせりゃモロ童貞ですな。彼の童貞ならではのモテ理論はなかなか興味深い物があります、でも参考にしないでね。(interview : 北村ヂン)

 

 

---Kさんは今まで彼女がいたことがないそうですが。
K そうですね。まだ若いんだし、一人に縛られるのはイヤじゃないですか。でももちろんSEXはしたことありますよ。
---あ、そうなんですか?
K そりゃそうですよ、この歳まで童貞なんて異常ですよ。
---それじゃ相手は彼女じゃない人とって事ですよね。
K うん。まあ色んな人とやったけど、結構一回限りっていうのも多いですからね。ぶっちゃけ自分ウマイっすよ。
---ちなみに初めての時の相手は。
K ただの学校の友達ですよ、中3の時に。
---中3で彼女でもない人とやるって、相当進んでますね。どういう状況でそうなったんですか。
K いや〜地元は田舎なもんで、他に娯楽がないじゃないですか。その場の雰囲気でついやっちゃったんですよね。
---場所は自分の部屋とかですか。
K そうですね。実を言うと、部屋に来るっていう時点で今日はヤッちゃおうって思ってたんですけど。
---そうはいっても、部屋に来たからって、そうかんたんにSEXまでもちこめないでしょう。
K う〜ん、まあそうなんだけど。あの時は相手もヴァージンだったんで、それなりの準備はしておきましたからね。
---準備というと…?
K やっぱりSEXするのには、ムードとか大事じゃないですか。
---具体的にいうとどんなことをしたんですか。
K 部屋の目に付くところにさりげなくエロ本を置いておくんですよ。それもわりとキツめのヤツね。
---え、それじゃ逆にひかれちゃうんじゃないですか。
K わかってないな〜。なんだかんだいってそのくらいの年代の女の子ってHなことに興味津々なんですよ。はじめは「こんな本読んでるの? いやらしい」とか言ってたけど、俺の読みではその段階でもう"じゅん"とキテたはずですよ、カクジツに。それから徐々に話題をHな方向にもってけばこっちのモンですよ。こっちから誘わなくても、あっちから「Kくんもこういうことに興味あるの……?」「ねえ…してみようか」って…。Cまで一直線でしたよ。
---はあ…。
K まあ、女なんて単純なモンですよ。女を落とすなんて簡単じゃないですか。
---はあ、やっぱりもてる人は言うことが違いますね。それじゃKさんのもてるための必勝法を教えてください。
K 頭のいい娘に対して頭がいいねってほめても無駄だし、美人の娘の容姿をほめても無駄ですね。あんまり他の人に言われたことのないところをほめてあげれば一発ですよ。あとは女の子からのHしたいシグナルをちゃんとキャッチしてあげることですね。例えばリップを何度も塗り直してるとか、足を何度も組み替えてるとか。そういうのは女の子からの誘ってっていう信号ですからね。そういうシグナルを見逃しちゃだめですよ。
---そうですかね〜?
K そう、100%。

 


この童貞は実在する…。