エロ販売機
 

 引っ越したばっかの我が家ですが、近所にさびれ〜〜た感じのプチ商店街みたいなのがあるんですよ。ヒマな時にはふらっと歩いてみたりしてるんですが、この商店街のど真ん中に、まるでジュースの自販機が置いてあるかのようにエロ本の自動販売機が置いてあんのよ。よくあるマジックミラー的な作りになってて、昼間は中が見えないけど、夜になってライトがつくと中が透けて見えるタイプの自販機。今時エロ本自動販売機かいって感じでしょ。しかも置くにしても、もうちょっと隠れた場所に置くだろ〜、普通。ここの商店街の人たちはこの自販機のことをどう思ってるんですかね?

 で、そんなのを見つけちゃったらやる事は一つ。……もちろん、エロ本買いに行きま〜す!

 夜が更けるのを待って、イザ出動! もういい加減いい歳なんで、最近じゃ〜もはやエロ本買うのもAV借りるのも全然恥ずかしくなくなっちゃったんだけど、……なんだろう、このドキドキ感。すっごい久しぶりの感覚ですよ。つーか本当に普通〜に道沿いに設置してあるんで、誰か通りがかったらエロ本買ってるのバレバレ。マジでハズカシー! こんな場所にある自販機でエロ本買うヤツいるんかいな? ……あ、俺か。

 ま、とりあえずさっさと買っちゃおう。とはいえ、買う物はエロティック・ブック。せっかく買うからには適当なものを選んでガッカリはしたくない。ということで、ガラスに顔をバッチリ近づけて心ゆくまで吟味! 人の気配がしたら、その場でしゃがみ込んで靴の紐直したりしてね。

 その結果、選ばれしエロ本は! 『純生スリット』……「チョウきもいィ」「マジヌキカラー112ページ」というなんとも言えないキャッチコピーに惹かれ、これだーって感じ! お金を入れて、スイッチオーーーーン!


 ビーーーッ……。ヴゥゥゥゥゥゥゥン……………。……ボトッ。


 デター! 速攻取り出し口に手を突っ込み、小脇に抱えて……走りました〜! しかも全速力。約30秒という驚異的タイムで家に駆け込み、ドキドキワクワクしながら鑑賞ターーーーイム!



 ……な〜んかハズレ。今時こんなおばちゃんみたいなモデルにセーラー服を着せて、女子高生っていいはっているエロり本があるとは……。あ〜、でもこんなガッカリ感もすごい久しぶりだな〜。